「前代未聞」片山さつき氏の二階派退会 ”辞め方”で双方対立

[ad_1]

「前代未聞」片山さつき氏の二階派退会 "辞め方”で双方対立

FNNプライムオンライン

二階元幹事長率いる自民党の二階派(志帥会)は2月21日、片山さつき元地方創生担当大臣が派閥会合への欠席が続いていることを念頭に、派閥の退会勧告通知書を出した。異例の退会勧告に二階派議員は「前代未聞だよ」と呆れた顔を見せた。

しかし、この「退会」をめぐって、片山氏と二階派双方の主張が食い違う事態に発展、自民党内からも「派閥史上前例がない」との声が出る泥仕合の様相を呈している。

片山氏の主張 「12月24日に二階氏に退会を伝えた」

また片山氏はその際の二階氏とのやり取りについて、「最終的には、『抜けさせていただきます』と言ったときに、(二階氏は)下を向いていて、またしばらく何かおっしゃるかなと思って、しばらくいたのですけれど、ないので退席してまいりました」と明かした。

二階派の主張 片山氏は「事実無根」

さらにその前日の21日には、派閥所属議員に対して「片山先生に関し、昨今の活動は志帥会に所属する国会議員の信用を失い、かつ志帥会の名誉を傷付ける行為であり、安易に看過できるものではない」として「退会勧告」を報告する文書を配布するなど、憤りを隠さない。

食い違う主張の背景は

二階派議員は「退会するとなれば、幹部にはあいさつに行くのが筋じゃないか」と片山氏が口頭で退会を伝えたことに「ちょっと常識がない」と苦言を呈す。

派閥幹部も今回の退会勧告に至った背景を、「二階さんがあんなに怒るのは普通じゃない」として「退会を巡る週刊誌報道などが先行し、片山氏に不信感が募っていた」と解説。書面もない口頭での片山氏の退会の仕方に疑問を呈した。

二階派ではない自民党議員からも、「ちゃんと紙を持って出しに行かないといけない」との声もあがる。

一方の片山氏だが、派閥入会時を振り返り「グループに入るときに、特に綿密な入会証もないと聞いた」とした上で、『派閥に入る、入らない』の話も『派閥を出る・出ない』の話も認可の話ではないというふうにはっきり聞いていた」と説明する。
さらに、派閥から退会勧告が出ていることについて「私に対する名誉毀損や、場合によっては人権侵害だと思う。明確に離れたいと言っている人に、まさに後ろから石を投げている。DVで出てくる話に似ている」と猛烈に反発した。

「書面」か「口頭」か。経緯を見ると、まさに「辞め方」をめぐって、双方の考えの違いが浮き彫りになった形だ。

[ad_2]

Source link