
キックボクシングの試合(2015年12月20日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】インドのキックボクシング国内大会の決勝で、参加選手が相手選手からのキックを頭部に受けて死亡する事故があった。医師が25日、明らかにした。同国では先月にも選手が脳の損傷で亡くなったばかり。
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南部チェンナイ(Chennai)で行われた試合で死亡したヨラ・タデ選手(24)は、キックを受けてリング上で倒れ込んだ。応急処置を受け、脳の緊急手術を受けるために病院に搬送されたが、2日後に亡くなった。
病院の医師は「患者は重篤な状態で病院に運ばれてきた」と述べた。
警察は捜査を行なっている。当局はタデ選手の遺体を北東部アルナチャルプラデシュ(Arunachal Pradesh)州の故郷に搬送する準備を進めている。
インドでは7月にも、南部ベンガルール(旧バンガロール、Bangalore)で行われた州レベルのキックボクシングの大会で、ニキル・スレシュ選手が顔面にパンチを受け、脳の損傷で死亡している。【翻訳編集】 AFPBB News