バイデン大統領、中国がロシアに武器を提供するとは思っていない

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CNNも3人の米情報筋の証言に基づき「中国が無人機や弾薬のロシア提供を検討中だ」と報じており、バイデン大統領もABCとの取材に「(もし中国が殺傷装備の提供に踏み切れば)対応する」と答えた。

中国が発表した12項目の和平案はロシア以外の誰にも利益をもたらさない

これまで中国はウクライナ侵攻に踏み切ったロシアに非殺傷装備(ヘルメット、防弾装備、衛星写真など)の提供を行ってきたが、情報筋の話を要約するとロシアは中国に再三「無人機と弾薬の提供」を要請し、中国指導部も殺傷装備をロシアに提供するか活発に議論してきたらしい。

バイデン大統領、中国がロシアに武器を提供するとは思っていない

出典:dalکاخ/CC BY-SA 4.0

米情報機関は最近「中国が殺傷装備のロシア提供に傾いていることを示唆する兆候」を確認したため公に中国のリスクを警告し始めたが、まだ中国指導部は最終決定を下しておらず「両国間で装備の種類や価格について交渉を行っている段階だ」と指摘している。

この問題についてバイデン大統領もABCとの取材に「(もし中国が殺傷装備の提供に踏み切れば)対応する」と答えたが、情報機関の警告をあまり信用していない様子で「私は中国がロシアに武器を提供するとは思っていない」と付け加えており、西側諸国からの制裁を招く行為に中国が踏み切る訳がないと信じているようだ。

バイデン大統領、中国がロシアに武器を提供するとは思っていない

出典:中华人民共和国外交部

ロシア軍元大佐のイゴール・ガーキン氏は「中国が12項目の和平案を利用してロシア支援の口実を得るかもしれない=中国は一方的な制裁は問題解決に繋がらないと主張して制裁の停止を訴えており、これを無視すれば『自分達の正当な要請を一方的に無視した』と欧米やウクライナを非難する口実を手に入れ、ロシア支援のレトリックに繋げるという意味」と指摘していたが、ウクライナは「一方的な制裁を理由に制裁を停止しろという要求には同意できない」と発表した。

バイデン大統領も中国が発表した12項目の和平案について「ロシア以外の誰にも利益をもたらさない。ウクライナにとって一方的に不公平な戦争の結果を中国が仲介するという考えは不合理だ」と切り捨てており、本当に中国は「拒否されることを見越した提案」を口実にしてロシア支援を開始する気なのだろうか?

それとも思い過ごしで何も起こらないのだろうか?

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※アイキャッチ画像の出典:CC BY 4.0 / Kremlin.ru

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