杏
フランス・パリ在住の女優・杏が15日放送の日本テレビ系「マツコ会議」(土曜・午後11時)に出演した。異国に拠点を移して9か月、3児の母として奮闘する様子が伺えた。
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パリでの生活について「半年前にあった(雨漏りの)工事がやっと来て、(部屋の)マットレスなど外して家がめちゃくちゃな状態ではある。子どもたちも学校に行ったりして、生活のサイクルが出来始めてきて、ようやくスタートラインに立った気がする」と語った。
MCのマツコ・デラックスは「サラっと今、みんな聞いてたけど、半年前に頼んだ工事がやっと来たって。自由なのよ、自由の国だから」と驚いた。杏は「半年ははるかに越えています。(工事は)今日もすっぽかされたみたいです」と淡々した様子だった。
3人の子育てをしながらの生活では「私自身の力でなんとかしているのではなくて、いろんな人を頼りに頼って、のたうち回っていろんな人にすがって生きている」と本音を吐露。「『3人子どもがいてスゴイね』とたまに言っていただくこともあるんですけど、お母さん、人の手を頼りましょう!私は一人では子育てしていません。できません。無理です。これは声を大にして言いたいです」とモニター越しに呼びかけた。
日本との育児環境の違いについて「日本のお母さんは頑張りすぎなところがある。こっちはベビーシッターが送り迎えする。中学生に上がるまでは必ず送迎が必要。それもいろんな人に頼ったり、ベビーシッター頼んだりは当たり前の光景」と説明した。
マツコも「日本は本当に思う。お母さんに押しつけすぎだよね、すべてを。あれじゃ、働きながら子供を産もうなんて簡単に思えない」と共感。杏は「根本的な意識ですね」とうなずいた。
報知新聞社