アウディーイウカ戦闘:ロシア軍、クラスノホリフカ北の線路を突破か

ウクライナ情勢が混迷を極める中、アウディーイウカの戦場では新たな展開が報告されています。ウクライナ人が運営するDEEP STATEと、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARによれば、「ロシア軍がクラスノホリフカ北の防衛ライン=線路を越え、初めて足場を築くことに成功した」とのことです。

RYBARの主張が正しいなら数日以内に視覚的証拠が登場するだろう

アウディーイウカ方面は非常に混沌としており、DEEP STATEは「ロシア軍がノボカリノーべ付近で部分的な成功を収め、ステポヴェ周辺では線路が両軍の境界線となっている。ロシア軍はコークス工場への侵入を試みているものの、今のところ足場を築くことができていない。また、南のシェベルネやトネネキーにも圧力をかけ続けており、ウクライナ軍を消耗させることで成功を収めようとしている。この方面の状況は厳しい」と報告しています。

アウディーイウカ周辺の戦況
出典:GoogleMap アウディーイウカ周辺の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

RYBARもまた、「ロシア軍がノボカリノーべ付近で攻撃を成功させ、足場を築くことに成功した」と主張しています。さらに、クラスノホリフカ北西の線路沿いやアウディーイウカ南部でも、ロシア軍の前線が拡大しているとも述べています。DEEP STATEはこの主張を認めていませんが、視覚的証拠が登場していないため、この主張を無視するわけにはいかないでしょう。

視覚的証拠が数日以内に登場する?

具体的な視覚的証拠がまだ確認されていないため、真相は明らかにされていません。しかし、ロシア軍がクラスノホリフカ北の線路を突破し、足場を築いたというRYBARの主張が正しいならば、数日以内に視覚的証拠が登場することが予想されます。個人的には「ロシア軍がコークス工場への侵入を試みている」というDEEP STATEの報告が気になるところです。

アウディーイウカの戦いは、まだ結論が出ていない戦場です。ウクライナ軍とロシア軍の攻防は続いており、双方が損害を受けながらも激しく戦っています。我々は今後の情勢を注視し、戦況の発展を見守っていく必要があります。

アウディーイウカの戦いに関する最新情報は、日本ニュース24時間で随時報じていきます。詳細はこちらからご覧いただけます。

※アイキャッチ画像の出典:Минобороны России