「携帯電話は解約せずに持っている」20歳で結婚した妻が亡くなって10年 ダンカン「結婚25年に届いた妻からのメール」


【写真】「笑顔が印象的」10年前に亡くなった妻・初美さんとの家族写真 ほか(全12枚)

── テレビ番組のアシスタントのアルバイトに、奥さんの初美さんが応募してきたことがきっかけで交際スタート。その後、ダンカンさんが28歳、初美さんは20歳のときに結婚されました。奥さんはどんな方でしたか?

── 初美さんは20歳での結婚でしたが、お互い結婚願望はあったのでしょうか。

ダンカンさん:勢いですよね。20歳そこそこで何もわかってなかっただろうし、2人ともこの先のどんな人生設計をしていくとかまったく考えてなかったです。今思えばハッキリ言って「おままごと」ですよ。ただ、結婚して何十年か経って知り合いから聞いたんだけど、行きつけのスナックのママさんに芸人の妻としてどうしていけばいいか、相談していたみたいです。自分は女性の気持ちが全然わからないし、奥さんが家庭のことをやってくれるのが当たり前だって思っていたんです。でも、その裏では驚くほど努力があっただろうし、家族のために一生懸命尽くしてくれようとしたのに、当時はそれを考えてあげられなくて本当、申し訳ないって思いますね。

ダンカンさん:週に5、6回は家に後輩10人くらい連れてきて、朝の4時だろうが5時だろうがママリン(初美さん)に「なんか作ってくれ」ってやってましたね。当時、飲み始める時間も遅かったんですよ。放送作家もやっていて、原稿書いて深夜1時とか2時から高円寺や新宿あたりで飲み始めて。当然、子どもが小さいときは「子どもたちを起こすな」ってよく怒られましたね。



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