堀ちえみさんが、ブログへの執拗な誹謗中傷被害を受け、元ファンの女が再逮捕されました。今回は、なんと1万6千件を超える悪質な書き込みが確認され、家族も恐怖に怯える日々を送っていたことが明らかになりました。一体何が彼女をここまで追い詰めたのか、そして私たちにできることは何か、一緒に考えてみましょう。
再逮捕!1ヶ月に1000回以上の誹謗中傷
2025年2月6日、警視庁人身安全対策課は、東京都多摩市在住の無職・中島早苗容疑者(47)を再逮捕しました。中島容疑者は、2023年4月から2024年7月までの約1年間、堀ちえみさんのブログに1万6千件以上もの誹謗中傷コメントを書き込んでいたとされています。これは、1ヶ月平均で1000回以上という驚異的な回数です。実は中島容疑者は、2022年7月の誹謗中傷でも逮捕されており、今回が2度目の逮捕となります。
堀ちえみさん夫婦
中島容疑者は取り調べに対し、容疑を黙秘しているものの、「堀ちえみの元ファンだった」と供述しているとのこと。芸能評論家の山田一郎氏(仮名)は、「ファン心理の歪みが、このような異常な行動につながった可能性がある。かつての愛情が憎悪に転じてしまった悲しい事例と言えるだろう」と分析しています。
コンサート当日の朝にも…家族への誹謗中傷も
事件が報じられた2月6日、堀さんの夫が週刊誌の取材に応じ、被害の実態を改めて語りました。夫によると、誹謗中傷は堀さん本人だけでなく、夫や子供、さらにはペットにまで及んでいたとのこと。特にコンサート当日の朝に、「オマエの歌は下手クソだ」「デブが衣装着て醜い」といった心無い書き込みがされた際には、堀さんも深く傷つき、ステージに立つのが辛かったと明かしています。
約2年間にもわたる侮辱や脅迫に、家族全員が恐怖を感じていたといいます。夫は、「本当に酷い内容で、家族全員が精神的に追い詰められていた」と、当時の心境を吐露しました。
端末を押収しても止まない悪意、運営会社は対応せず
堀さんの夫は、2024年7月に中島容疑者の自宅を訪れ、誹謗中傷に使われていた端末を押収したといいます。しかし、中島容疑者は別の端末を使って書き込みを続け、悪質な行為を止めようとしませんでした。
家族はブログの運営会社にも相談しましたが、対応してもらえなかったとのこと。その後、警察や弁護士に相談し、証拠を積み重ねて提出することで、ようやく今回の再逮捕に至りました。
堀ちえみさん
ネット社会の闇、私たちにできることは?
今回の事件は、インターネット社会における誹謗中傷問題の深刻さを改めて浮き彫りにしました。匿名性の陰に隠れて、他人を傷つける行為は許されるべきではありません。私たち一人ひとりが、責任あるインターネット利用を心がけ、誹謗中傷を許さない社会づくりに貢献していく必要があるのではないでしょうか。