栃木・小山の高齢女性殺人 自殺した親族の男書類送検 

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今年6月、栃木県小山市西城南の無職、菅原曹枝(すがはら・ともえ)さん=当時(86)=が自宅で首を絞められて殺害された事件で、県警小山署捜査本部は12日、強盗殺人容疑で、菅原さんのおいの息子で事件後に自殺した同県さくら市の無職の男=当時(36)=を容疑者死亡のまま書類送検した。

 書類送検容疑は、6月24日夜、菅原さん方の1階の居間で、いすに座る菅原さんの首を後ろから細長いひも状のもので絞めて殺害し、菅原さんに対する借金の返済を免れ、現金約140万円を盗んだとしている。男は同28日に栃木市内の父親宅で遺体で発見された。県警は自殺とみている。

 捜査関係者によると、男は菅原さんに約300万円の借金をしていた。男は借金を返済できなくなり、菅原さんを殺害したとみられる。事件前後に、現場近くの防犯カメラに男のものとみられる車が映っていたという。

 また、菅原さんの自宅内からは複数の箇所から「タンス預金」をしていたとみられる多額の現金も発見されており、事件後に男が知人らに借金を返済していることから、県警は男が現金を奪った疑いも浮上していた。

 菅原さんは約40年前には現場の住宅で母親と2人暮らしをしており、母親が亡くなってからは1人で生活。用心深い性格で、一部の親しい友人や親族以外は家に入れなかったことなどから、県警は顔見知りの犯行の可能性が高いとみて調べていた。

 関係者によると、男には妻や子供がいたものの定職に就いておらず、金に困っていた。配偶者や子供のいなかった菅原さんは男を孫のようにかわいがっていたといい、男は現金を貸してくれる菅原さんをあてにして借金を重ねた結果、返済できなくなり菅原さんを殺害した可能性があるという。

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