三重県鳥羽市の飲食店で集団食中毒が発生し、県は店を営業禁止処分としました。
三重県によりますと3月16日に鳥羽市の「海女小屋はちまんかまど・あさり浜」を訪れたバスツアー客ら91人のうち7歳から81歳までの男女22人が下痢や嘔吐などの症状を訴えました。
保健所は患者からノロウイルスが検出されたことなどから食中毒と断定し、店を24日から営業禁止処分としました。
患者はいずれも入院の必要はなく全員が快方に向かっているということです。
店では貝やエビなどの海産物を炭火焼きで提供していて、保健所はこれらの加熱が十分ではなかったとみて調理方法の指導を徹底するとしています。