高速道路「休日割引」の対象期間縮小で、“東京~名古屋”間の高速往復が「約4000円」増加! 空港の駐車場料金も、繁忙期は値上がりに!? 思わぬ「負担増」の内容と、交通費を抑えるポイントとは


本記事では、これらの負担増の内容を解説し、そして交通費をなるべく抑えるためのポイントを紹介します。ぜひ、旅行計画の参考として役立ててください。

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家族旅行の予算の平均額はいくら?

国土交通省観光庁の「旅行・観光消費動向調査」によると、2024年における国内旅行の1人1回あたり旅行支出額(全体額)は4万6579円で、宿泊旅行は6万9336円・日帰り旅行は1万9491円でした(旅行支出には交通費・宿泊費・飲食費や、買い物代金などが含まれています)。

4人家族では、宿泊旅行は約28万円・日帰り旅行は約8万円が国内旅行予算の目安と言えそうです。

高速道路の「休日割引」対象は、どう改定された?

ただ、2024年から年末年始やゴールデンウイークなどの期間は割引対象外期間となりました。そのためもあってか渋滞が減少しましたが、一方で3連休では交通が集中したため、25年4月からは、3連休も割引対象外になりました。

例として、東京から名古屋までをETC搭載した普通車で走ったときの高速道路通常料金は片道7320円(往復1万4640円)で、休日割引が適用された場合は片道5400円(往復1万800円)です。休日割引が適用されない場合、往復利用だと3840円の負担増加となるのです。

空港駐車場料金は、どのくらい値上がりしそう?

例えば、2025年4月に成田国際空港が駐車場料金を改定し、7月1日からは中部国際空港セントレアが駐車場料金と繁忙期料金を改定する予定です。中部国際空港セントレアでの駐車場料金(普通車)は、どのように変わるのか見てみましょう。

(1)6月30日入庫までの、入庫から5日までの料金
通常期:1時間300円(1日最大料金1600円・30日まで一律8000円)
繁忙期:2時間以内300円(30分以内の出庫は無料)2時間超1時間ごと500円(1日最大料金3000円・30日まで最大1万5000円)

(2)7月1日以降入庫からの、入庫から5日までの料金
通常期:1時間400円(1時間以内は無料・1日最大料金1800円)
繁忙期:2時間以内400円(30分以内の出庫は無料)2時間超1時間ごと500円(1日最大料金3000円)

改定後は入場から6日目以降の料金に上限がなくなり、1日あたり1000円が加算されます。長期間駐車すると料金負担が重く感じるかもしれません。



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