県立広島大生「広島こわい映画祭」を30日に開催





広島こわい映画祭を前に打ち合わせをする実行委メンバー(中央は矢澤教授)=広島市南区

 ホラー映画をはじめ、「こわい」をテーマにした作品を上映する「広島こわい映画祭2019」が30日、広島市西区横川町の横川シネマで開かれる。映画祭の実行委員会は、県立広島大学(同市南区)の学生らが中心になって企画・運営を担っており、「もっと『こわい』を好きになってほしい」と意気込んでいる。

 昨年12月に初開催された同映画祭が大盛況のうちに幕を閉じたことを受けて、2回目が企画された。今回は映画監督らを対象に出品を公募したところ、前回を大きく上回る67作品が集まった。その中から、同大経営情報学部の矢沢利弘教授の研究室で学ぶ3年生を中心に結成された実行委メンバーが10作品に絞った。

 実行委の中村光子さん(21)は「ホラー作品だけでなく、人間関係や心理的トラウマなど精神的な怖さを感じられるバラエティーに富んだ作品が集まった」と自信を見せる。

 今年は観客投票を実施して、最も人気があった作品に「観客賞」を授与することになっている。実行委は「映画を見ていて、『こわい』という言葉にはいろいろな意味があることが分かった。コアなファンだけでなく、多くの観客に楽しんでほしい」と意気込んでいる。

 午前10時半開始。前売り2500円、当日3千円。問い合わせは実行委(hirokowa.movie2@gmail.com)。



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