イスラエル、ガザの支援物資配布拠点を再び攻撃 最少でも27人死亡


【写真】ガザ地区の今 25年5月

 イスラエル軍は3日、配布拠点から約500メートル離れた場所で、指定されたルートから外れて移動する人々に警告射撃を行ったと主張。その後も、兵士らのいる方向に向かってきたため、追加の射撃をしたとしており、詳細は調査中だとしている。

 GHFは5月26日から支援物資の配布を開始したが、配布拠点が4カ所と極端に少ない。住民が殺到するなど混乱が広がっており、死傷者が相次いでいる。ガザ広報当局は配布開始以来8日間で100人超が死亡したとしている。

 国連のターク人権高等弁務官は3日の声明で、「民間人の食料や救援物資へのアクセスを故意に妨害するのは、戦争犯罪に当たる可能性がある」と指摘した。【エルサレム松岡大地】



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