元放送作家の長谷川良品氏が7日、自身のユーチューブチャンネルを更新。フジテレビが港浩一前社長と大多亮元専務を提訴する方針を示したことについて持論を展開した。
長谷川氏は、同社の清水賢治社長が「訴訟の準備に入ったとの報告がありました」と会見で説明したことに呆れ顔。「あたかも自分の意志とは無関係のところで決められた責任追及ですよ、というような伝言ゲームを強調される物言いに苦笑してしまいました」と語った。
訴訟の動き自体にも「いろいろと思惑を感じずにはいられません」と眉をひそめる。
「やはり6月25日の株主総会に向けての『楽しくなければテレビじゃない』への決別宣言というパフォーマンス的意味も含まれているのではないでしょうか」
また、「泥仕合なのか、茶番なのか」と続けると「見極める術はひとつ。これを受けて港前社長及び大多元専務が反論会見を開くかどうかにかかっているんじゃないでしょうかね」と指摘。続けて「開かないようであれば、やはり茶番の色合いが濃くなるように私は感じます」と話した。
その上で「いずれにせよ、損害賠償を負うような責任があるとしたら、見て見ぬふりを続けてきた当時の経営陣全て。特定の人物をスケープゴートにしたところで、現経営陣の罪が免責され被害者ポジションをとれるわけではありませんからね」と持論を語った。
東スポWEB