クリストファー・クオッツォは、ボストンでオーダーメードのスーツを手がけるデザイナーだ。彼のクライアントにはホワイトハウスの報道官、カロライン・リービットもいる。スーツやタキシードのボタンの留め方などフォーマルウェアに関する間違いをクオッツォが教えてくれた。クオッツォによると、スーツにスニーカーを合わせるスタイルについては、「やりすぎ」だいう。
ファッションにおいて何が「間違い」なのかは、人によって意見が分かれるところだ。しかし、ボストンでオーダーメイドのスーツを手がけるクリストファー・クオッツォ(Christopher Cuozzo)にとって、「これだけは許せない」というスタイリングに関する間違いはいくつか存在する。
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クオッツォは、ホワイトハウスの報道官、カロライン・リービット(Karoline Leavitt)をはじめとするクライアントを持つオーダーメイドのスーツを手がけるデザイナーだ。彼は、「ファッションは他の芸術と同じように自分を表現する手段だ」とBusiness Insiderに語る。だれしもが、自分のスタイルに関してそれぞれの好みやセンスを自然と表現するからだ。
「ある人はこうあるべきと言い、別の人はこう見えるべきだと言う。そうした多様な考えがあるからこそ、ファッションは面白い。誰が正しくて誰が間違っているという話ではない」
ただし、そんな彼にも職人として譲れないこだわりがある。特にスーツの着こなしについて、「こうしてほしい」と強く願うポイントがいくつかあるというのだ。
ここでは彼が人々に間違えてほしくない5つのポイントを紹介していこう。
間違いその1:2つボタンのジャケットの下のボタンを留める
もしジャケットにボタンが2つ付いているのなら、留めていいのは上のボタンだけ。下のボタンはどんなときも開けておくのが正しい着こなしのルールだ。
「2つボタンのジャケットの下のボタンが留められているのを見ると、本当にがっかりする」とクオッツォは言う。
「これは大きなファッションの間違いだ。あれだけは許せない」