自民党神奈川県連会長の小泉進次郎農相(衆院神奈川11区)は16日、横浜市内で神奈川新聞社の取材に応じ、自身の地盤である三浦市長選(15日投開票)で6選を目指した自民推薦の現職吉田英男氏(69)が落選したことについて「多選批判が大きかった。『5期20年』への批判は根強かった」と述べた。
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吉田氏は公明党横須賀総支部の支持も得て臨んでおり、自公政権への逆風や批判が影響したかと問われると、小泉氏は「そう思う人がいたことも事実かもしれない」と語った。
前任者の失言で5月に農相に就任した小泉氏は、政府備蓄米を随意契約で積極的に放出するなど注目を集めている。今回の結果には「地域の首長選挙は国政の状況と単純に連動するわけではない」とも強調した。
神奈川新聞社