『大学図鑑!2026』が見た東洋大学:学生の声から浮かぶ実像と日東駒専内での立ち位置

長年にわたり多くの読者に選ばれてきた大学案内『大学図鑑!』の最新版『大学図鑑!2026』が刊行されました。5000人を超える現役生・OB・OGのナマの声に基づいた本書から、東洋大学に焦点を当て、その実像と日東駒専における位置づけを探ります。

東洋大学の実像と学生の声

東洋大学はクラブ・サークル数が豊富で多様な学生を受け入れますが、強い個性よりも自分なりのこだわりを持つ学生が多い傾向があります。かつては卒業生に宗教家が多く、「お坊さん大学」と呼ばれた歴史がありますが、公務員や教員に強いイメージが定着しています。最近では箱根駅伝の強豪や学食の豪華さでも知られ、若い世代からの注目度が高いです。

日東駒専のなかでも東洋大学がトップレベルに位置すると評価される声が多く、偏差値などを見てもそれは過言ではありません。一方で「東海大学だっけ?」と間違われることもあり、学生は残念に感じています。しかし、概して明るく愛校心が強い学生が多いのが特徴です。近年は人気上昇から「日東駒専ではなくTMARCHと名乗りたい」という声も聞かれます。

大学生活の一場面:青空の下、キャンパスを歩く東洋大学の学生たち大学生活の一場面:青空の下、キャンパスを歩く東洋大学の学生たち

学生の約8割が関東出身で、実家から通学する学生が多数派です。一人暮らしは板橋区や都営三田線沿線に住む傾向が高め。サークル参加率は約6割です。公称400超のサークル・クラブ数ですが、張り紙などに規則があり、奔放さは控えめな雰囲気です。

まとめ

東洋大学は、多様な学生と強い愛校心を持ち、日東駒専グループのトップレベルに位置づけられることが少なくありません。箱根駅伝学食といった現代的な魅力に加え、公務員・教員といった強みも併せ持ちます。大学図鑑に集まった学生たちの生の声は、こうした東洋大学の多角的な魅力を伝えています。

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