歌舞伎俳優の市川團十郎が22日、自身のSNS「スレッズ」を更新し、2017年6月22日に亡くなった妻・小林麻央さんの八回忌に際して「あの日から8年」の思いをつづりました。
投稿の中で團十郎は、麻央さんが亡くなった当日の状況を詳細に振り返りました。「あの日から8年、シアターコクーンで舞台をしていました」と述べ、その後別の稽古があったことに触れました。稽古終了後に携帯電話を確認した際、LINEと着信履歴があり、「嫌な予感しかしなく、急いで家へ、、空が真っ赤な日でした」と、当時の緊迫した様子を描写しています。そして、「不安しかなかったあの日から8年、、」と、その時の深い心情を改めて吐露しました。
妻・小林麻央さんの八回忌に思いを寄せる市川團十郎
團十郎は、麻央さん逝去の翌日に行った会見でも、亡くなった日の状況について詳しく説明しており、今回の投稿は改めてその時の深い悲しみと喪失感をにじませる内容となっています。
命日を前にした自身のブログでは、20日に長男・市川新之助(12歳)、長女・堀越麗禾さん(13歳)とともに、生前の麻央さんが好きだった蕎麦屋さんを訪れて食事をしたことを報告。また、命日である22日早朝の投稿でも「思う事ありました、あの日から8年、」と題し、特別な日を迎えた心境をにじませていました。
これらの投稿には、多くのファンから温かい声が寄せられています。「見守っていますよ。麻央さん」「麻央ちゃん、会いたいです」「いつもきっとそばにいますよ」「手を合わせさせていただきます…」「写真を見てるだけで切なくなります」など、麻央さんへの変わらぬ追悼の思いや、團十郎一家への励ましといったコメントが多数届けられ、その注目度の高さが伺えます。
小林麻央さんの八回忌にあたり、市川團十郎は改めて家族の絆と妻への深い愛情、そして困難を乗り越えてきた道のりを振り返る日となりました。多くのファンからの温かい支えを受けながら、團十郎一家はこれからも麻央さんの思い出と共に歩んでいくことでしょう。