女優の本田翼(33)が7月1日にフジテレビ系情報番組「ぽかぽか」に生出演し、自身のキャリア形成において「足を向けて寝られない存在」だと語る人物について明かしました。共演した女優の志田未来と共に登場した本田は、その存在への感謝の気持ちを詳細に語り、話題となっています。
「足を向けて寝られない」と即答
番組内で「足を向けて寝られない存在いるっぽい」というイメージが振られると、本田と志田は揃って「〇」の札を掲げました。本田がその人物として名前を挙げたのは、お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾さんでした。
キャリアの扉を開いた「ゴールデン初バラエティー」
本田は、藤森さんに対し「足を向けてもいいと言われてもいけない」と語り、その理由を説明しました。彼女が初めてゴールデンタイムのバラエティー番組に出演できたのは、藤森さんのおかげだったといいます。
具体的には、2011年に放送されたTBSのバラエティー番組「明石家さんまのずっとあなたが好きだった!」での共演が、本田の芸能界でのキャリアを大きく左右するきっかけとなりました。この番組は、気になる人物を呼んで告白するという企画であり、藤森さんが本田を指名したことで、彼女はテレビでの初めての大きな露出を得ることとなりました。
フジテレビ「ぽかぽか」に出演し、笑顔で話す本田翼(女優)
番組出演がもたらした大きな転機
この「明石家さんまのずっとあなたが好きだった!」への出演を機に、本田は「めちゃくちゃオーディションとか呼んでもらえるようになったんです、実は」と明かしました。CM出演なども次々と決まり、自身の中で「芸能界で生きていく上での流れみたいなのができた」と、当時の状況を振り返りながら感謝の思いを述べました。
当時、藤森さんが「チャラ男」としてブレイクしていた時期だったことに触れつつも、本田は改めて「足は向けて絶対に寝れない」と強調し、藤森さんへの敬意を示しました。
放送後の大きな反響
このバラエティー番組には非常に大きな反響があり、多くの関係者の目に留まったそうです。本田自身も「自分が出てたバラエティー史上一番反響があったんです」としみじみ語り、その出演がその後の女優としての活動にも繋がる重要なステップとなったことを示唆しました。
まとめ
本田翼さんが「足を向けて寝られない存在」としてオリエンタルラジオの藤森慎吾さんの名前を挙げたことは、彼女の芸能キャリアにおける意外な、しかし決定的な転機を浮き彫りにしました。2011年のTBS系バラエティー番組での共演が、その後のオーディションやCM出演、そして女優としての確立へと繋がる「流れ」を作ったという本田さんの言葉からは、藤森さんへの深い感謝と、一期一会の出会いの大切さが伝わってきます。このエピソードは、彼女の現在の活躍の裏にある、知られざるストーリーとして注目を集めています。