ヨーロッパが熱波に見舞われる中、フランス・パリでは4日連続の猛暑日となり、気温が40℃まで上昇しました。
神志那諒記者
「パリの気温は40℃に達しました。普段こちらのセーヌ川沿いには、日光浴をしている人の姿が多くみられますが、きょうはみなさん、木陰で涼んでいます」
フランス気象局によりますとパリで1日、最高気温が40℃となり、4日連続で猛暑日となりました。
神志那諒記者
「ノートルダム大聖堂前のこちらのひな壇には、普段、多くの人が座って大聖堂を眺めているのですが、きょうは暑すぎるためか、まばらです。観光客らは日陰に集まっています」
日本から仕事で来仏
「日本よりは涼しいと聞いていたが全然そんなことない」「湿度が少なく(日本とは)暑さの質が違うのでカラッとしていて気持ちがいい」「日本よりも過ごしやすい」
フランスの住宅や学校には、エアコンが設置されていないことが多く、フランス全土で、およそ1900の公立学校が、授業の一部中止や休校となりました。
また、自治体は、公共施設に「冷房避難所」を設けているほか、公園やプールを深夜まで開放するなどして、暑さを避けられる場所を提供しています。
テレビ朝日報道局