イスラエルがガザ海岸沿いのカフェ空爆、ジャーナリストや活動家が頻繁に利用


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カフェはジャーナリストや活動家、地域住民が頻繁に利用する、人気のスポットだった。

イスラム組織ハマスが運営するガザの民間防衛隊の報道官は、ビーチ沿いにテントを並べたカフェ「アルバカ」から、20人の遺体と数十人の負傷者が運び出されたと、BBCに語った。

このカフェは、インターネットに接続できることから、ジャーナリストや活動家、リモートワーカーが作業のために集まることで知られていた。

イスラエル国防軍(IDF)はこの攻撃について、即座にコメントしていない。

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相に対し、ガザでの停戦に向けて取り組むよう圧力が高まる中で、今回の攻撃があった。

アメリカのドナルド・トランプ大統領は29日、自分のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」に、ネタニヤフ首相がハマスとの合意について「今まさに」交渉中だと投稿した。

ガザでの新たな停戦と人質の解放に向け、仲介者らも動きを活発化させていると、ハマス幹部も25日にBBCに語っていた。

イスラエルは、BBCを含む海外メディアがガザで取材するのを許可していない。イスラエルの空爆を受けたカフェの状況などを、BBCのルーシー・ウィリアムソン中東特派員がエルサレムから報告する。

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