イスラエル軍による攻撃が続くパレスチナ、ガザ地区の食料配布拠点。AP通信が入手した証言と映像によると、警備を行っているアメリカの請負業者が食料を求めるパレスチナ人に対し、閃光手りゅう弾や催涙スプレーを使用しているという。
契約警備員2人が匿名でAP通信に証言した情報によると、雇用された警備員の多くが審査を受けていないにもかかわらず、重装備で「好き勝手にふるまえる状態」だったという。
また、現場のアメリカ人スタッフは食料を求める人たちを監視し、「不審者」とみなした場合、その情報をイスラエル軍と共有していたと証言したという。
AP通信は今回入手した映像や内部告発、テキストメッセージなどから、実態が不明瞭な新設された「ガザ人道支援財団」の一部が垣間見えたとしている。
「ガザ人道支援財団」の下請け会社は、「拠点では深刻な負傷者はいなかった」と主張している。(『ABEMAヒルズ』より)
ABEMA TIMES編集部