前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏が8日までにX(旧ツイッター)を更新。静岡・伊東市の田久保真紀市長(55)の学歴詐称疑惑問題を受け、東京都の小池百合子知事(72)についても言及した。
田久保市長は5月の市長選で自民、公明両党の県組織が推薦する現職を破って初当選。その後、市の広報などで「東洋大卒」とプロフィルが記載されていたことについて、学歴詐称疑惑を指摘する差出人不明の文書が、市議全員に届いていたとされたことで疑惑が発覚した。7日に記者会見を開き、東洋大を「卒業はしておりませんでした」と改めて除籍であったことを認めて謝罪。辞任して出直し市長選に臨む意向を明らかにした。
舛添氏は「伊東市長は学歴詐称で辞職を迫られている。同じことをしても咎められない東京都知事」と小池氏を引き合いに出し、「不公平な社会だ」とポツリ。続く投稿では「小池百合子都知事の学歴詐称について、側近が2020年に不正隠しの裏工作を行ったことを暴露した」と、小池氏の学歴詐称疑惑について追及した昨年6月公開の動画を貼り付け、「カイロ大学を『首席で卒業した』ことについて、40年前に彼女は私に嘘をついた。2018年6月15日の都知事記者会見で、私への説明とは全く異なる説明をした。虚飾の政治家だ」とあらためて訴えた。