歌手のBoAさん(38)が、骨壊死と診断され手術を受けることになり、9月から開催を予定していた日本でのライブツアー『BoA LIVE TOUR 2025(仮)』が中止となることが14日、公式サイトで発表されました。『骨壊死』について医師に話を聞きました。
■公式サイトで発表されたBoAさんの状況
公式サイトでは、「BoAは最近膝の痛みが悪化したことにより受診した病院にて、手術をともなう治療が必要な骨壊死との診断を受けました」と発表。
続けて、「症状の進行を防ぐため無理な運動、特にダンスのような激しいパフォーマンスを控え、早急に手術を受けなければならないというこの度の診断を受け、手術を受ける運びとなりました」と説明しています。
■『骨壊死』について医師を取材
『骨壊死』について、いしがみ整形外科クリニックの石神等院長に話を聞くと、「関節によく多い。軟骨の下にある軟骨下骨という、軟骨に一番近い部分のスポンジ状の骨が壊れていってしまう病気」だと説明しました。
70代以上の女性の発症が多いそうで、主な原因については明らかになっていないといいます。
また、「年齢から考えると、(現在38歳の)BoAさんは考えにくい、珍しい」と話しました。