MLB「キスカム」にマスコットが登場、コールドプレイ“スキャンダル”がスポーツ界に波及

コールドプレイのコンサートでテック企業のCEOが不倫疑惑により大スクリーンに映し出された“スキャンダル”は、思わぬ形でスポーツ界にも波及しました。この注目の出来事は、MLBの試合中の恒例「キスカム」にマスコットが登場するという形で再び話題を呼んでいます。

MLB「キスカム」でマスコットが熱愛発覚!?

2024年7月18日、MLBフィラデルフィア・フィリーズ対ロサンゼルス・エンゼルスの試合中、スタジアムの巨大スクリーンでは恒例の「キスカム」が映し出されました。しかし今回、予想外の展開が起こります。VIP席に映し出されたのは、フィリーズの愛すべき公式マスコット「フィリー・ファナティック」と、隣に座る謎の“女性マスコット”。2体がいちゃつく様子が映し出されると、観客席からは驚きと笑いが湧き上がりました。

球場内にコールドプレイの名曲「Clocks」が流れる中、注目を浴びた2体は、慌てて身を引き離しました。その直後、ボーカルのクリス・マーティンの声が場内に響き渡ります。「うわ、なに? 不倫中か、ただ恥ずかしがり屋なだけかもね」。この音声は、偶然にも以前話題となったコールドプレイのライブ中の出来事を完全に再現したものでした。

MLBフィラデルフィア・フィリーズのマスコット、フィリー・ファナティックが試合中の「キスカム」で“女性マスコット”と親密な様子を見せる瞬間MLBフィラデルフィア・フィリーズのマスコット、フィリー・ファナティックが試合中の「キスカム」で“女性マスコット”と親密な様子を見せる瞬間

元となったテック企業CEOの“パニック”スキャンダル詳細

クリス・マーティンの音声が発せられた元々の出来事は、マサチューセッツ州のジレット・スタジアムで行われたコールドプレイのライブ中に発生しました。コンサートの大スクリーンに映し出されたのは、観客席で親密に寄り添うカップル。そのカップルがパニックになり身を隠そうとしたことで、さらに観客の注目を集めました。

その後、インターネット上の“探偵たち”による調査の結果、このカップルがテック企業「Astronomer」のCEOアンディ・バイロン氏と、同社の人事責任者であることが判明し、大きな不倫スキャンダルとして報じられました。公の場で顔を赤らめ、慌てて身を隠す彼らの行動は、世間の関心を一層高める結果となりました。

このスキャンダルの後、Astronomer社はバイロン氏の辞任を発表する事態に至りました。同社は声明で「Astronomerは創業以来大切にしてきた価値観と文化を重視しています。私たちのリーダーは、その行動と責任において模範であるべきですが、今回その基準が守られませんでした」と述べ、企業倫理の重要性を強調しました。

まとめ

コールドプレイのライブで起きたテック企業CEOの騒動が、MLBの「キスカム」という形でスポーツ界にユニークな形で波及した今回の出来事は、現代社会における情報伝播の速さと、類似のハプニングが人々の間でいかに話題となるかを明確に示しています。偶然の一致が生んだユーモラスな一幕は、多くの人々に楽しまれ、記憶に残るものとなるでしょう。

参考資料