女優・中山麻理さん、77歳で逝去 息子・中山麻聖が訃報を公表

女優の中山麻理さんが、2025年7月12日に77歳で永眠されていたことが明らかになりました。この悲しい知らせは、7月22日にご長男で俳優の中山麻聖さんの公式発表を通じて伝えられました。長きにわたる闘病の末の旅立ちであったとのことです。

俳優・中山麻聖による公式発表

中山麻聖さんは自身のX(旧Twitter)を通じ、書面にて母・中山麻理さんの死去を報告しました。「このたび、母・中山麻理が7月12日に闘病の末に永眠いたしましたことをご報告申し上げます」と綴られており、最期は家族に見守られながら穏やかに旅立たれたことが明かされています。

また、葬儀は故人の遺志および家族の希望により、近親者のみで静かに執り行われたとのことです。麻聖さんは「何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げるとともに、突然のお知らせになりましたことをお許しください」と述べ、引き続き変わらぬ交誼を願う言葉で締めくくりました。所属事務所によると、中山麻理さんは2024年年末から体調を崩されていたとのことです。

逝去した女優中山麻理さんのポートレート逝去した女優中山麻理さんのポートレート

中山麻理さんの輝かしい経歴

中山麻理さんは1948年2月1日、東京都に生まれました。高校卒業後の1966年に東宝演芸部に入所し、1968年の映画「兄貴の恋人」で女優としてデビューを果たしました。彼女を一躍有名にしたのは、1969年から1970年にかけて放送されたTBS系ドラマ「サインはV」での活躍です。この作品で多くの人々にその名を知らしめ、以降も数々の話題作に出演。映画「華麗なる一族」(1974年)や、村上龍氏の小説を映画化した「限りなく透明に近いブルー」(1980年)など、多くの作品でその確かな演技力を見せてきました。

中山麻聖氏による声明全文

拝啓
盛夏の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
このたび、母・中山麻理が7月12日に闘病の末に永眠いたしましたことをご報告申し上げます。
最期は家族に見守られながら、穏やかに旅立ちました。
生前に賜りましたご厚情に深く感謝申し上げます。
なお、葬儀は故人の遺志および家族の希望により、近親者のみで静かに執り行わさせていただきました。
何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げるとともに、突然のお知らせになりましたことをお許しください。
今後とも変わらぬご交誼を賜りますようお願い申し上げます。
敬具
令和7年7月22日
中山麻聖

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