保守分裂選挙で敗北、自民・和歌山県連会長が辞表 無所属で出馬の望月良男氏の処分を検討


【写真】当選確実を受け支持者と喜ぶ望月良男氏。世耕弘成氏も祝福

自民党県連は今年2月、役員投票で二階氏を公認候補に選出した。投票時には関係者が「結果にかかわらず、公認候補者の選挙に尽力する」との誓約書を提出したが、望月氏は4月に無所属での立候補を表明。選挙戦では、自民党を離党した世耕弘成元経済産業相の全面的な支援を受けた。

石田会長は辞表提出に至った理由を「党員や経済団体などから『保守分裂だけはやめてほしい』といわれ誓約書も取ったが、避けることができなかった。それが原因で負けた」と説明した。県連の中村裕一幹事長(県議)も辞任の意向を示している。石田会長の辞表の受理は26日に開く県連拡大役員会にはかられる。

望月氏の離党届については県連内で「受理の判断は選挙後まで待つべきだ」との意見があり、対応を保留していた。誓約書に反した立候補は党則違反に該当するとして、党紀委員会で処分を検討する。



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