卒業証書チラ見せ問題で窮地に立たされている伊東市の田久保真紀市長が25日、Xを更新。登山家の野口健氏が拡散している大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設中止に署名したとつづった。
【写真】築300年の250坪豪邸 巨大な絵画が飾られた野口健氏の邸宅
野口氏は北海道釧路湿原の「大規模太陽光発電所(メガソーラー)駆け込み建設中止を求めます」という署名をXに添付。「山を登っていると山麓によくメガソーラーなるものを目にしますが、森林伐採をし、地形を変えてまであのばっちいものは必要なのか」と訴えていた。
田久保市長は「野口さんは全国メガソーラーシンポジウムでお話をいただいたことが今でも印象的ですが、ずっとブレることなく、自然と国土を蹂躙するようなメガソーラー計画には一貫して否を唱えていらっしゃいます」と投稿。「守りたいものを守れる力が必要です。微力ですが私も署名させていただきます」とつづっていた。
田久保市長はメガソーラー建設反対を訴え、市長に当選したが、東洋大の卒業証書だというものを市議会にチラ見せ。のちに除籍だったことが判明し、この卒業証書がなんだったのか、問題視され、辞任を発表。出直し選に出馬するとしている。