妊娠21週で生まれた手のひらサイズの赤ちゃん、無事に1歳の誕生日=米国


【写真】妊娠21週で生まれた赤ちゃんの1歳の誕生日の様子

ネイシュくんの出生当時の体重は285グラムで、グレープフルーツ1個よりも軽く、身長はわずか24センチしかなかった。ネイシュくんは生後6カ月間、アイオワ大学病院で集中治療を受けたのち、今年1月に退院した。現在も酸素吸入器を装着し、栄養はチューブを通じて供給されているが、力強い回復を見せているという。母親のモリーさんは「私たちはネイシュがここまで来たことを本当に誇りに思う」とし「いま見せている回復と成長は本当に信じられないほど」と語った。

ネイシュくんの1歳の誕生日とギネス認定を祝うため、23日に開かれたパーティーには、約70着の新しい服やおむつ、さまざまなおもちゃなどが贈られたという。医師の許可のもと、バースデーケーキも用意された。担当医のエイミー・スタンフォード博士は「ネイシュは文字通り、医療の歴史を書き換えている子ども」と語った。家族も「私たちが受けたこの温かい連帯と愛は、一生忘れることはないだろう」とし、医療関係者に感謝の言葉を伝えた。



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