趣里と三山凌輝の結婚問題:伊藤蘭が反対する「ヤバ男」の真実とは?

世の中には「ヤバい男」、通称「ヤバダン」が存在する。本連載はライター仁科友里が有名人の言動から「ヤバさ」を分析。今回、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』主演女優・趣里と、人気ボーイズグループ『BE:FIRST』のRYOKIこと三山凌輝の結婚報道に注目する。今年5月に『週刊文春』が二人の結婚を発表すると報じたこの件は、三山さんの元カノYouTuberによる「結婚詐欺で1億円貢いだ」との告発、三山側も金銭的“援助”を認めるなど、複雑な展開を見せている。

三山凌輝を巡る結婚報道と元カノYouTuberの告発

女優・趣里と三山凌輝の結婚報道は世間の注目を集めたが、事態は一筋縄ではいかなかった。三山さんの元交際相手である女性YouTuberが『週刊文春』誌上で衝撃的な告白を行ったのだ。彼女は三山さんの浮気癖に加え、結婚を前提とした交際中に総額1億円もの金銭的援助を提供したにもかかわらず、結婚に至らなかったと主張。「結婚詐欺のようなもの」と訴え、大きな波紋を呼んだ。三山さん自身も、この女性からの“援助”を受けていた事実を認めており、この金銭が絡む男女関係は、芸能界のゴシップという枠を超え、社会的な関心事として注目されている。

連続テレビ小説「ブギウギ」主演女優の趣里とBE:FIRSTのRYOKIこと三山凌輝。二人の結婚報道が世間を賑わせている。連続テレビ小説「ブギウギ」主演女優の趣里とBE:FIRSTのRYOKIこと三山凌輝。二人の結婚報道が世間を賑わせている。

親が結婚を反対する金銭問題:”不足”と”過剰”の根本的な違い

趣里は、俳優の水谷豊と元キャンディーズの女優・伊藤蘭の娘である。親として娘の結婚相手に思うところは当然だろう。2025年8月21・28日号『女性セブン』によれば、母・伊藤蘭が今回の結婚に「頑なに反対している」と報じられている。明確な否定コメントがない現状から、結婚の意思はあったものの、何らかの理由で現在膠着状態にあると推測される。

筆者・仁科友里は、著書『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』の経験から、「親に結婚を反対される」金銭絡みの相談を多く受けてきた。彼がバツイチで養育費を払っている、奨学金返済があるといった「お金がない(かもしれない)」問題である。

こうした問題は、数字が嘘をつかないため比較的解決しやすいと私は考える。彼の給与明細と自分の収入を照らし合わせ、生活費をシミュレーションすれば現実的な判断が可能だ。問題なければ結婚に進めば良いし、困難だと判断すれば見送るべきだろう。もし彼が明細提示を拒否すれば、それは結婚への前向きな姿勢に欠ける証拠かもしれない。客観的な数字に基づき説明できれば、親もむやみに反対しないはずだ。

一方、今回の三山さんのように「お金をもらいすぎる」という問題は厄介である。お金を与えすぎる側、そしてもらいすぎる側の奥底には、単なる金銭問題を超えた、より根深い“ヤバいもの”が潜んでいるように思える。ここにこそ、親が結婚に反対する真の理由が隠されているのかもしれない。

まとめ

趣里と三山凌輝を巡る結婚騒動は、単なる芸能ゴシップを超え、結婚における「お金の問題」の複雑さを浮き彫りにした。「お金がない」状況は、具体的な数字で検証し、現実的な解決策を見出すことが可能である。しかし、多額の「援助をもらいすぎる」という状況は、当事者の人間性や倫理観、依存といった、より根深い問題を示唆する。親が娘の結婚を案じる時、表面的な金銭問題の裏に潜む、本質的な「ヤバさ」を見抜いているのかもしれない。この騒動の今後の展開が注目される。

参考文献

  • 『週刊文春』
  • 『女性セブン』2025年8月21・28日号
  • 仁科友里 著『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)
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