俳優・清水尋也容疑者、麻薬取締法違反で逮捕報道 所属事務所が困惑と謝罪コメント

人気俳優の清水尋也容疑者(26)が麻薬取締法違反の疑いで警視庁に逮捕されたと報じられ、その波紋が広がっています。所属事務所であるオフィス作は9月3日、今回の報道に対し、関係者やファンに向けて深く謝罪するとともに、事実関係の確認を進める方針を明らかにしました。事務所側はニュース速報で初めて事態を知り、大きな困惑を表明しています。

所属事務所「オフィス作」の公式見解と対応

オフィス作は公式サイトを通じて、「弊社所属 清水尋也の報道に関しまして」と題したコメントを発表しました。声明では、この度の報道により関係者及び応援する全ての人々へ多大なるご迷惑とご心配をおかけしていることに対し、深くお詫びの意を表明しています。事務所は、報道に接するまで今回の件を一切把握しておらず、その情報に「大変困惑しております」と率直な胸の内を明かしました。

現在、清水容疑者は警察による取り調べを受けている最中であり、事務所は報道以上の具体的な情報を把握できていない状況です。今後、弁護士を通じて事実確認を迅速に進め、状況が判明次第、関係者に向けて速やかに報告するとしています。この度の不測の事態に対する誠実な対応を約束し、改めて謝罪の言葉で締めくくられています。

俳優 清水尋也容疑者の姿、麻薬取締法違反の疑いで逮捕報道を受け所属事務所がコメント発表俳優 清水尋也容疑者の姿、麻薬取締法違反の疑いで逮捕報道を受け所属事務所がコメント発表

出演番組への影響:TBSが「カット対応」を決定

清水尋也容疑者は、9月7日に最終回を迎えるTBS日曜劇場『19番目のカルテ』(毎週日曜 後9:00)に主要人物である鹿山慶太役で出演中でした。また、9月6日放送予定の同局系『ジョブチューン ~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』にもパネラーゲストとしての出演が告知されていました。

今回の逮捕報道を受け、TBSはORICON NEWSの取材に対し、「出演シーンをカットする方向で対応を進めています」と回答。人気ドラマの最終回を直前に控え、番組制作への影響は避けられない状況となっています。

清水尋也容疑者の俳優としての経歴

清水尋也容疑者は、1999年6月9日生まれ、東京都出身。オフィス作に所属し、2012年の映画『振動』で俳優デビューを果たしました。その後、映画『渇き。』(2014年)、『ソロモンの偽証 前編・事件/後編・裁判』(2015年)、『ちはやふる 上の句・下の句・結び』(2016年)など数多くの話題作に出演。2018年にはドラマ『インベスターZ』で連続ドラマ初主演を飾り、2021年にはアニメ映画『映画大好きポンポさん』で声優に初挑戦するなど、幅広い分野で活躍を見せていました。近年の出演作には、NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』(2021年)、映画『東京リベンジャーズ』(2021年)、ドラマ『Eye Love You』(2024年)などがあります。実兄も俳優の清水尚弥です。

オフィス作のコメント全文

以下に、有限会社オフィス作が発表したコメントの全文を掲載します。


弊社所属 清水尋也の報道に関しまして

この度は、弊社所属 清水尋也の報道に関しまして、 関係者の皆様並びに応援してくださる皆様へご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます。

弊社も今回の件を今朝のニュース速報で初めて知り、大変困惑しております。

今現在の清水尋也の状況につきましては、 警察で取り調べを受けている最中と認識しておりまして、 弊社では報道以上の情報を把握できておりません。

これより弁護士を通して事実確認を進めてまいります。 状況がわかりましたら関係者の皆様へ即急にご報告させて頂きます。

ご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、 深くお詫び申し上げます。

2025 年 9 月 3 日
有限会社オフィス作


今回の逮捕報道は、俳優・清水尋也容疑者の今後の活動に甚大な影響を与えることは避けられません。所属事務所は誠実な対応を約束しており、今後の捜査の進展と事実確認が待たれます。日本ニュース24時間では、引き続きこの件に関する最新情報が入り次第、速やかにお伝えしてまいります。

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