韓国を旅行中だったフランス国籍の20代女性がシティーバス内で死亡し、警察が捜査に乗り出した。
9月2日、光州(クァンジュ)西部警察署などによると、前日午前9時13分ごろ、光州広域市西区光川洞(ソグ・クァンチョンドン)の総合バスターミナル発・全羅南道莞島(チョルラナムド・ワンド)行きのシティーバス内で、フランス国籍の旅行者Aさん(22)が呼吸困難を訴えているとバス運転手から通報があった。
Aさんは通報を受けて出動した消防当局によって心停止状態で近くの病院に搬送されたが、結局死亡した。Aさんはシティーバスに乗車してから間もなく呼吸困難の症状を示したという。
Aさんはフランスの大学に在学中で、8月21日に観光ビザで韓国に入国し、一人で旅行中だった。莞島に行こうとしていた理由は確認されていない。
警察はフランス領事館にAさんの死亡を通知し、遺族にも知らせた。
警察は、Aさんが普段患っていた持病はなかったかなど、正確な事件の経緯を確認している。