GPSで行動を監視されデマの“不倫怪文書”まで…2年間ストーカー被害にあった女性が告白「犯人はバイト先のコンビニ経営者の夫で、前新潟市議でした」


【写真10枚】“正義感”から被害女性の知人男性宅に送ったと主張「前新潟市議のキモすぎる怪文書」

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突然、友人宅に届いた「怪文書」

 こう振り返るのは、新潟県新潟市で美容関係の店を経営するA子さん(40代)である。A子さんは2020年12月から何者かの影に怯えて暮らすようになった。

 きっかけは知人であるBさんの妻宛に送られた匿名の怪文書だった。A子さんは独身で一人暮らし。妻帯者のBさんとは仕事の関係でたまに食事に行くだけの友人関係だったが、怪文書には“不倫相手”としてA子さんの氏名、住所が記載されていた。A子さんがBさんと2人で食事に行き、自宅アパートまで車で送り届けてもらう様子を写した写真も「不倫の証拠」として同封されていた。

「Bさんの奥様は私たちの仲を疑ってしまい、Bさんとは仕事が継続できなくなってしまいました。それ以上に困ったのは、知らない人に自宅を知られつけられていたことです。怖くなり、20キロ離れた実家に引っ越さなければならなくなりました」

知らぬ間に車に取り付けられていたGPS

「当然です。なぜなら、Bさんではなく、本当の恋人と一緒に過ごしていた時の写真だったからです。犯人はあえて私が不倫をしているように見せかけてBさんの奥さんを不安に陥れたのです」

 しばらくすると、監視の手口がわかった。A子さんの自家用車の車体裏にGPSが取り付けられていたのだ。A子さんはすでに新潟県警に相談していたが、この段階でBさんとともに被害届を提出した。

「警察はおそらく探偵業者がつけたのだろうと話していました。実家の母はいよいよ精神が不安定になってしまい、これ以上家族を巻き込めないと、再び一人住まいのアパートを探して転居することになりました」



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