NHK放送総局長「いだてん」を総括「機会があれば宮藤さんにまた大河に挑戦してほしい」

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 NHKの木田幸紀放送総局長は18日、定例会見を開き、15日に最終回を迎えた大河ドラマ「いだてん」について、「複雑な展開についていけない視聴者が多く、視聴率が上がらなかったことは残念」などと総括した。

 木田総局長は「いろいろなことがあってご心配をおかけしたことは申し訳なかった」と出演者の不祥事などが相次いだことについて謝罪。その上で、ドラマの内容については、「大変見応えがあった。今までになかった大河というものを目指して、最後までそれを追求してもらった」と出演者やスタッフをねぎらった。

 その努力については「大いに評価したい」としたものの、宮藤官九郎さんの脚本について、「やはり、序盤に時制が飛んだり、複雑な展開についていけない視聴者が多かったというのも事実。その結果、視聴率が上がらなかったことは残念」と話した。

 一方で「宮藤さんが切り開いてくれた大河の新しい地平、領域は本当に大事なもの。NHKの大河にとって大きな財産となったと思う」とし、「個人的な考え」と前置きしながらも「機会があれば、宮藤さんにもう一度大河に挑戦してもらっていいなと。もう少し分かりやすく書いていただくとありがたい」と話した。

 「いだてん」の視聴率は2月10日放送の第6話以降、一度も2桁に届くことがなかった。木田局長は「大河や朝ドラは過去、多くの人に見てもらってきたので、そういった番組は一定の視聴率の重みというものもある」と話す。一方で、「NHKの番組については視聴率も大事だが、質もアンケートで調査している。さらに来年度からは番組が公共放送の中で果たしている役割も調査していきたい」とし、来年度から本格的に、さまざまな指標を合わせた形で番組を評価していく考えを明らかにした。

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