密着28年!「大家族石田さんチ」最新スペシャルで祖母との別れ、長女の13年ぶり帰省、そして家族に訪れる新たな変化

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日本で最も有名な大家族の一つである「石田さんチ」のドキュメント特番「密着 28年!The 石田さんチ〜新たな大家族物語へ〜」が12月3日に日本テレビ系で放送されました。28年間にわたる密着取材の中で、石田家には今年、祖母の突然の逝去と長女の13年ぶりの帰省という大きな変化が訪れ、視聴者の感動を呼びました。

「大家族石田さんチ」とは:28年間の軌跡

「大家族石田さんチ」の取材が始まったのは1997年。当時、父・石田晃さんは都内の外資系化粧品会社に通勤するサラリーマン、母・千惠子さんは7男2女、計9人の子育てと30kgの洗濯物に日々奮闘する肝っ玉母ちゃんとして描かれました。1歳から18歳まで、兄弟喧嘩や親子喧嘩が絶えない「戦場」のような賑やかな日々は、多くの人々に共感を呼び、26年以上にわたり密着取材が続けられてきました。

祖母・みさ子さんとの別れ、そして家族の集結

母・千惠子さんは認知症の母親であるみさ子さんの介護のため、父・晃さんとは9年前から「円満別居」を続けていました。晃さんは山形での講演活動を、千惠子さんは『踊る!さんま御殿!!』に出演するなど、それぞれがパワフルに日々を過ごしていました。

今年の正月、晃さんと次女・芽衣子さんが暮らす実家には、千惠子さん、長男・孝之さん一家、四男・智広さん、五男・元基さん、末っ子の七男・隼司さん一家が集まり、久しぶりに石田家らしい賑やかさが戻りました。しかし、その数日後、みさ子さんが突然逝去。この悲しい出来事をきっかけに、離れて暮らしていた石田家の家族が再び集結することとなります。

長女・奈緒子さんの13年ぶり帰省、明かされる本音

みさ子さんの葬儀のため、長女の奈緒子さんが13年ぶりに実家へ帰郷しました。千惠子さんは弔辞の中で、「これもみさ子さんの導きかなと思います」と気丈な笑顔を見せ、奈緒子さんの帰りを喜びました。兄弟たちもそれぞれに再会を喜び、末っ子の隼司さんは奈緒子さんを抱きしめるほどの喜びを表現しました。

しかし、晃さんと奈緒子さんの間には、まだどこかぎこちない空気が漂っていました。この機会を逃すまいと、兄弟たちは奈緒子さんとの絆を取り戻すための計画を実行。家族が集まった場所で、奈緒子さんは思春期に始まった密着撮影、幼い弟たち、言葉にできない両親への不満、そしてみさ子さんの葬儀に参列した理由など、正直な胸の内を明かしました。これに対し、晃さんも父として奈緒子さんに自身の思いを吐露。親子の間で交わされた会話は、多くの視聴者の心に響きました。

石田家の「その後」:それぞれの新たな道

石田家には他にも様々な変化が続いています。孝之さんの長女・ほのかさんの高校受験では、イライラが募る姿が、かつての芽衣子さんの受験ストレスが爆発した「あの事件」を彷彿とさせました。末っ子の隼司さんはついにマイホームを購入することになりますが、家を巡って両親が起こした騒動に困惑する一幕も。

ムードメーカーの四男・智広さんは勤続19年のベテラン製鉄マンとして、その仕事ぶりから相変わらずの私生活までを大公開。自衛隊の次男・和寛さんは、仕事を始めて変わった父への思いを口にしました。

28年間という長い歳月の中で、夫婦の別居や子どもたちの独立により、物理的な距離が空いてしまった石田家。祖母・みさ子さんの逝去により別居を続ける理由がなくなった晃さんと千惠子さんが今後どのような道を歩むのか、そして大人になった子どもたちがそんな両親をどう見守っていくのか、新たな大家族物語の展開に注目が集まります。