ブレーキ部品の一部破損 神戸新交通、運行後列車で


 神戸新交通は24日、六甲アイランド線を走った列車(4両編成)を点検した際、ブレーキ装置が入った箱を車体につり下げる部品が1両で壊れていたと発表した。運行に支障はなかった。

 箱は重さ約120キロで、溶接して取り付けてあったつり下げ部品6点のうち4点が、亀裂が生じて分かれていた。途中で箱が落下しても緊急停止する仕組みだった。

 同社によると、21日に点検した際、異常を確認できなかった。24日午前11時ごろ、列車が神戸市東灘区の六甲島検車場に入ってきた際、車両の底に取り付けてある装置入りの箱が外れかかっているのを、点検担当者が目視で気付いた。

 車両は平成30年8月31日から運行を開始。同社は、製造元の川崎重工業とともに原因を調べる。



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