NY株反発、143ドル高 値ごろ感で買い


 週明け3日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前週末比143・78ドル高の2万8399・81ドルで取引を終えた。値ごろ感が出た銘柄に買いが入り相場全体を押し上げた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は122・46ポイント高の9273・40。

 一方、原油先物相場は世界的な需要減少への懸念が強まり、一時1バレル=50ドルの節目を割り込んだ。

 中国人民銀行(中央銀行)が新型コロナウイルスによる肺炎拡大に伴う市場混乱の沈静化に動き、株式市場では投資家の懸念がやや後退。米製造業の1月の景況指数が市場予想を上回ったことも好感され、ダウ平均の上げ幅は一時370ドルを超えた。

 銘柄別では、スポーツ用品のナイキやソフトウエアのマイクロソフトが買われた。石油のエクソン・モービルは下げが目立った。(共同)



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