経済産業省が19日発表した17日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、10日時点の前回調査と比べて1円50銭安い148円50銭だった。4週連続で値下がりした。
調査した石油情報センターによると、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う世界経済の停滞懸念から原油価格が下落し、小売価格に反映された。来週も影響があるとみて、小幅な値下がりを予想する。
地域別では、高知県のみ横ばいで、他の46都道府県で値下がりした。下げ幅は香川の3円60銭が最大で、鹿児島の2円80銭、島根と山口の2円70銭が続いた。
灯油は18リットル(一般的なタンク1個分)当たり18円安い1675円、軽油は1リットル当たり1円50銭安い128円90銭、ハイオクは1円50銭安い159円40銭で、いずれも3週連続で値下がりした。