欧州中銀、量的緩和の拡大も 総裁「あらゆる選択肢探る」

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欧州中央銀行のラガルデ総裁(ロイター)

欧州中央銀行のラガルデ総裁(ロイター)

 【ロンドン共同】欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は19日に公開された英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)電子版への寄稿で、国債などを購入して資金を供給する量的金融緩和政策をさらに拡大することが可能との認識を示した。

 ECBは新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う経済の落ち込みに対応するため、18日に量的緩和拡大を決定。必要に応じてさらに踏み込んだ対応を取る姿勢を打ち出し、金融市場の不安を和らげる狙いがある。

 ラガルド総裁は寄稿で「規模拡大の準備は十分整っている」と説明した。「経済を支えるためにあらゆる選択肢を探る」とも表明。一方、保健政策と財政政策が「新型コロナへの対応の先頭かつ中心になければならない」と強調し、各国政府に財政出動を促した。

 イタリアのコンテ首相もFTのインタビューに応じ「金融政策だけで全ての問題を解決できるわけではない」と指摘。ユーロ圏の金融安定網「欧州安定メカニズム(ESM)」を活用し、加盟各国に信用枠を設定するよう求めた。

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