台風被災の小学校が入学式 宮城・丸森、一時移転先で


 昨年10月の台風19号の豪雨で浸水し、校舎の使用不能が続く宮城県丸森町立金山小は8日、一時的に移転している丸森小で入学式を開いた。新入生4人のうち1人は自宅が浸水被害に遭い、町外に避難中だ。

 新型コロナウイルス感染防止のため、在校生や来賓の出席を見送り、会場の体育館には新入生と教職員、保護者のみが参加。9日以降はマスク着用や手洗いを徹底するなどの予防策を講じて授業を始める。

 金山小は河川の氾濫で校舎1階や体育館が浸水して床がめくれるなどし、児童らは丸森小の教室を借りている。町は8月下旬の校舎復旧を見込んでいる。



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