米グーグルは15日、新型コロナウイルスの影響による景気の落ち込みで、経営が悪化した中小規模の報道機関を資金支援すると発表した。数千ドル(数十万円)から数万ドルとしている。総額は明らかにしていない。日本の報道機関も応募できる。
地域のニュースを伝えていることなどが条件。グーグルの専用サイトで29日(米太平洋時間)まで申請を受け付ける。
グーグル幹部はブログで「新型コロナによる不況で、報道業界は人員削減や一時帰休に直面し、地域社会に不可欠なニュースを伝える役割を果たすのが難しくなっている」と指摘した。
米フェイスブックも3月、経営が厳しくなった地方紙などの報道機関向けに1億ドルの支援を発表している。