韓国の世論調査会社「韓国ギャラップ」は24日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率が前週比3ポイント増の62%だったと発表した。新型コロナウイルスへの対応が評価され支持率は上昇を続けており、60%以上になるのは2018年10月以来で約1年半ぶり。
民主化後の歴代大統領は1期5年限りの任期後半で求心力を低下させてきたが、文氏は支持を集め、今月15日の総選挙で与党「共に民主党」が圧勝するなど政権の運営基盤を盤石にしている。
一方、最大野党「未来統合党」では24日、選挙戦で総括選挙対策委員長を務めた金鍾仁(キム・ジョンイン)氏を中心に党の立て直しを図る方針が決まった。(共同)