米感染死者9万人超す 制限緩和に第2波懸念の声も





社会的距離を保ちながら日光浴を楽しむニューヨーカーら=16日、ブルックリン地区にあるドミノパーク(ロイター)

 米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルス感染による米国の死者は18日、9万人を超えた。感染者も150万人を上回った。死者と感染者が増加する中、全米50州の大半が外出制限緩和などに踏み切っており、医療関係者から流行の第2波を懸念する声も出ている。

 米国では東部ニューヨーク州などで死者や感染者の増加が鈍化している一方、南部テキサス州などでは依然として増加傾向にある。

 ニューヨーク州のクオモ知事は18日の記者会見で、州内に拠点を置くプロスポーツの試合について無観客で再開すべきだとの考えを表明した。野球やバスケットボールなどについて「再開できるときが来たら手助けしたい」と述べたが、再開時期は明言しなかった。

 同州内には米大リーグやプロバスケットボールNBAのチームなどが本拠地を置いている。

 新型コロナによる州内の新たな死者数は106人となった。(共同)



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