緊急事態宣言の対象地域から京都府が外れたことを受け、ジェイアール京都伊勢丹(京都市下京区)は25日、全館で営業を再開した。開店前からマスク姿の客が集まり、館内は約1カ月半ぶりににぎわった。
午前10時半に開店すると、マスクやフェースシールドをした従業員が買い物客らを出迎えた。手指の消毒や体温測定を呼び掛けたほか、レジカウンターに飛沫感染防止のビニールシートを設置するなど、感染防止対策を徹底。京都市山科区の主婦、今堀静子さん(75)は「営業再開を楽しみにしていたので、素直にうれしい」と話した。
当面の間、営業時間は午前10時半~午後7時半に短縮する。レストランは午前11時~午後9時。