19日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比208・64ドル安の2万5871・46ドルで取引を終えた。新型コロナウイルス感染症流行の第2波への懸念が高まり、売りが優勢となった。
朝方は米中貿易摩擦の緩和期待から一時300ドル超上昇した。その後、IT大手アップルが感染者急増を理由に米国の一部の州の店舗を一時閉鎖することが伝わり、マイナス圏に沈んだ。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は3・07ポイント高の9946・12。
銘柄別では、娯楽・メディアのウォルト・ディズニーや航空機のボーイングの下げが目立った。小売りのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスは買われた。(共同)