週明け13日午前の東京株式市場の日経平均株価は大幅反発した。上げ幅は一時400円を超えた。新型コロナウイルス感染症治療薬への期待感から前週末の米国株が上昇したことを好感した。
午前終値は前週末終値比386円44銭高の2万2677円25銭。東証株価指数(TOPIX)は30・95ポイント高の1566・15。
経済回復の足を引っ張る新型コロナをめぐり、米製薬会社が治療薬「レムデシビル」について、患者の死亡率を低下させたとする分析結果を発表。前週末10日のニューヨーク株式市場はダウ工業株30種平均が反発し、ハイテク株主体のナスダック総合指数は3日連続で過去最高値を更新した。東京市場も流れを引き継ぎ、買い注文が先行した。