巨額復興基金合意に至らず EU首脳会議、日程延長

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 18日、EU非公式首脳会議が行われたブリュッセルで、話をするドイツのメルケル首相(左)とフランスのマクロン大統領(ロイター)

 18日、EU非公式首脳会議が行われたブリュッセルで、話をするドイツのメルケル首相(左)とフランスのマクロン大統領(ロイター)

 新型コロナウイルスで打撃を被った欧州経済を立て直すため、7500億ユーロ(92兆円)の「復興基金」の創設などを協議していた欧州連合(EU)非公式首脳会議は18日、基金が返済不要の補助金中心である点にオランダなどが合意しないまま、2日間の日程を終えた。EUは日程を延長し、19日も協議を行う。

 ミシェルEU大統領は18日、オランダやオーストリア、北欧諸国の主張を受け、返済不要分を会議前に提示した5千億ユーロから4500億ユーロに減らし、逆に融資分を2500億ユーロから3千億ユーロに増やす修正案を提示した。

 修正案は、補助金を得た国々が資金をどう使うのかなどについて、全加盟国の承認が必要とのオランダの主張を一部くんだ仕組みを盛り込んだ。同国外交筋は修正を「正しい方向への真剣な一歩」としたものの、まだ解決すべき問題が多いと強調、合意を拒んだ。(共同)

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