韓国研究陣、世界最高効率の太陽電池を開発

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ペロブスカイト太陽電池を手にする蔚山科学技術院(UNIST)の研究陣。[写真 UNIST]
ペロブスカイト太陽電池を手にする蔚山科学技術院(UNIST)の研究陣。[写真 UNIST]

韓国の研究陣が世界で最もエネルギー効率が優秀な太陽電池開発にまた成功した。

蔚山(ウルサン)科学技術院(UNIST)と韓国エネルギー技術研究院は5日、スイスのローザンヌ工科大学と共同開発した「ペロブスカイト太陽電池」がエネルギー変換効率(光を電力に変える割合)25.6%を記録したと明らかにした。既存の太陽電池の効率のうち最高記録だ。今回の研究は国際学術誌のネイチャーに掲載された。

昨年10月までペロブスカイト太陽電池の最高効率は24.8%、韓国エネルギー技術研究院が達成した。これを3月初めに韓国化学研究院がネイチャーに掲載した論文を通じ25.4%で破り、それからわずか1カ月でUNISTが再び新記録を立てた。

韓国エネルギー技術研究院のキム・ドンソク博士は「ペロブスカイト研究は韓国研究陣が世界をリードしている」と話した。

太陽電池は親環境エネルギーである太陽光を電力に転換する装置だ。現在商用化された太陽電池はほとんどが薄いケイ素の板であるシリコンウエハーを使うシリコン太陽電池だ。変換効率は高いが、製造工程が複雑で生産単価が高いという限界がある。このため学者らは価格が安い太陽電池を開発するためシリコンの代案のひとつとしてペロブスカイトを研究中だ。

ペロブスカイトはロシアのウラル山脈で新たに発見された鉱物の名前だが、通常ひとつの陰イオンとふたつの陽イオンが結合し規則的な立体構造(結晶)を持つ物質を通称する用語として使われる。キム・ドンソク博士は「ペロブスカイト研究はフレキシブル太陽電池と透過型太陽電池、発光ダイオード(LED)、熱電素子など多様な分野に応用できる」と説明した。

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