SUPER EIGHTの横山裕(43)が22日放送のニッポン放送「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」に出演し、税理士である弟の職業について語った。自身の過去の苦労にも触れつつ、弟の成功への道のりを明かした。
過去の苦労と弟への思い
番組内でパーソナリティーの笑福亭鶴瓶から「ご苦労された」と話を振られた横山は、これまでのテレビ番組などで語ってきた自身の半生について言及した。中学卒業後に進学せず働き、年の離れた異父弟2人の父親代わりをしながら芸能界へ進んだ経験を振り返り、「テレビでも放送して、やっぱり影響力も凄い。でも当の本人は結構普通で」と自身の感覚を吐露した。弟が施設にいた時期に迎えに行ったりしていたことについても、「“兄ちゃんエライな”と言われても、自分にとっては普通の感覚だった。凄いっていう感覚じゃない」と当時の心境を語った。鶴瓶は、そんな環境でも「折れてしまうヤツもおるけど、それがあったから頑張れたっていうところもある」と理解を示しつつ、「でもそれはホントに、その環境じゃない人には、そういうことは分からないからね」と述べた。
ニッポン放送「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」で税理士の弟について語るSUPER EIGHT 横山裕
弟の税理士への道:費用と挑戦
続いて横山は、弟が現在税理士になっていることに触れ、「それは完全に俺が売れたからなれたんやと思います」と正直に告白した。税理士になるためには多額の費用がかかることを指摘し、「税理士になるって、めちゃくちゃお金がかかりますもん」と述べた。また、弟が税理士試験に「めっちゃ落ちたんすよ」と試験の厳しさを明かした。さらに、「こっちが気持ち良く酔っ払ってる時に、“兄ちゃん落ちたからお金欲しいねんけど”ってうまいタイミングで言うてきよるんですよ。俺が機嫌が悪い時は絶対せがんでこない」と、弟のちゃっかりした一面を嘆きつつも、ユーモラスに語った。
合格の瞬間、そして感謝の寿司
弟からついに合格の知らせを受けた時のことについて、横山は「あん時のドヤ顔はエグいですよ、弟の」と笑わせながら語った。その一方で、「でもやっぱりうれしかったです」としみじみと喜びを口にした。合格後、弟が初任給で「めっちゃ高い寿司をおごってもらいました、回ってないやつ」と明かし、その時の感動を振り返り「泣きそうになりました」と語り、弟の成長と感謝の気持ちを伺わせた。
弟の税理士としての成功は、横山自身の長年の苦労と経済的な支えがあったからこそ実現したものであり、その兄弟愛が伺える感動的なエピソードとなった。
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