フィリピン前市長は「中国人」 9歳で入国、国籍疑惑に地裁が結論


【写真】ネットカジノ施設で見た人身売買の実態 中国スパイ疑惑に揺れた町で

 グオ被告自身は「フィリピンパスポートを持つフィリピン人だ」と主張していた。それに対し、27日付の決定書は、指紋の捜査などから、グオ被告は中国人の両親から生まれた本名「グオ・ホアピン」という人物だと認定。9歳だった1999年に中国・福建省から中国パスポートで両親とフィリピンに入国したとした。

 その上で、当選した2022年の市長選への出馬資格はなかったとし、当選は無効だとした。

 主要紙インクワイアラーによると、グオ被告の一家は99年の入国時、フィリピンの投資家向け特別居住ビザを取得していた。しかし、その後、司法当局が調べたところ、フィリピン国籍の取得申請を行った記録がなかったという。

朝日新聞社



Source link