横山裕、『24時間テレビ48』105キロマラソン完走!7億円超の募金で子ども支援を後押し

SUPER EIGHTの横山裕(44)が、8月30日と31日に放送された日本テレビ系『24時間テレビ48』の企画「子ども支援マラソン」を見事に完走しました。8月30日午後8時11分にスタートを切った横山は、翌31日午後8時45分頃、メイン会場である東京・両国国技館にゴール。この時点での募金総額は7億40万8600円に達し、大きな注目を集めました。

105キロを走り抜き、感動のゴールへ

横山裕は、親交の深い嵐の相葉雅紀(42)が務めるスターターの合図で、8月30日午後8時11分に105キロの道のりを走り始めました。目標としていた両国国技館を目指し、長時間にわたる挑戦を続行。ゴールでは涙をにじませながら「皆さんのおかげで完走することができました。本当にありがとうございます」と感謝の言葉を述べました。ステージで自身の楽曲「オニギシ」を歌唱して応援したメンバーには「勝手なことすんなよ(笑)」と笑顔でツッコミを入れつつ、「たくさんの方に募金していただき、ありがとうございました」と改めて深く頭を下げました。

「24時間テレビ48」チャリティーマラソン完走後、両国国技館で達成感をにじませるSUPER EIGHT横山裕「24時間テレビ48」チャリティーマラソン完走後、両国国技館で達成感をにじませるSUPER EIGHT横山裕

困難な幼少期を乗り越え、子ども支援に尽力

今回の「マラソン子ども支援募金」開設の背景には、横山自身の幼少期の経験があります。彼は「子どものころ、経済的にも不安の中で生きていました」と語り、実弟たちが養護施設にお世話になった過去を明かしていました。その自身の経験から、支援を必要とする子どもたちのために何かしたいという強い思いを抱き、このチャリティーマラソンに挑戦。集められた寄付金は全額、経済的困難を抱える子どもたちの支援活動に役立てられます。

『24時間テレビ48』、今年のテーマと出演者たち

1978年から続く日本テレビの『24時間テレビ』。今年の第48回は「あなたのことを教えて」をテーマに掲げ、東京・両国国技館を拠点に生放送されました。総合司会は上田晋也(くりぃむしちゅー)、羽鳥慎一、水卜麻美アナウンサーが担当。チャリティーパートナーにはKing & Prince、志尊淳、長嶋一茂、浜辺美波、氷川きよし、やす子(※50音順)が名を連ねました。スペシャルサポーターはイモトアヤコが務め、横山裕はチャリティーマラソンランナーとして番組の柱となりました。なお、King & Princeの高橋海人(※「高」ははしごだか)は体調不良のため欠席し、企画「ボーダーレスLIVE『We are the No Borders!!』」ではTravis Japanの松田元太が代役を務めました。

多様な目的別募金で広がる支援の輪

今年の『24時間テレビ48』では、横山裕の「マラソン子ども支援募金」の他にも、いくつかの目的別募金が設けられました。スペシャルサポーターのイモトアヤコが義足の少女と登山に挑む企画に連動した「パラスポーツ応援募金」、そして石川県出身の浜辺美波らが能登半島の復興に寄り添う「能登復興支援募金」がその一例です。これらの目的別募金に加え、福祉、環境、災害支援を対象とする一般募金も引き続き受け付けられており、多岐にわたる社会貢献活動が展開されました。

横山裕のマラソン完走は、単なる芸能人のチャレンジに留まらず、自身の経験を基にした深いメッセージと、多くの人々を巻き込むチャリティーの力を改めて示すものとなりました。集まった多額の募金が、未来を担う子どもたちの希望へと繋がることを願うばかりです。

参考資料